10.28.2009

Sannyday



そっちはどうだ上手くやっているか? こっちはこうさどうにもならんよ、いまん所はそんな感じなんだ。


なんて思っていると、もう10月も下旬になってしまい、いまん所は、、なんて言ってられずにスイッチを切り替える。
サラリーマンや公務員とは違って自分から機会を拵えていかないと何も状況は変わらない。

とりあえずアパートのXboxが置いていない方の部屋で雑誌のインタビューの書き起こしを再開。
すると運悪く、通称「カラテの師匠」と「心理学セミナー狂い」の二人の友人がやってきて、最近凝っている模様の「笑わせ合い」を僕の目の前でやり始める。青く透明の定規を目にくっつけて、「地球は青かった」と、僕の方を見てドヤ顔でやるもんだから、やっかいだなぁと思ったけど、日常的にブレストをし続けているこの二人は素晴らしい。そしてあまりに静寂な場所ではなくガチャガチャしてる空間の方が仕事がはかどるなぁとも思った。

この通称「カラテの師匠」と「心理学セミナー狂い」の二人の友人は、今僕が使っているアパートの部屋のカギをカギ穴に指した状態で中折れさせたという最近のエピソードを持っている。そしてその大変な事件の直後に「カラテの師匠」は『カギの中折れとかけまして〜アメリカ人のペニスと解きます〜』と大きな声で言っていた。「その心は〜」と言われるのをいつものドヤ顔で待っている様子だったが、僕の困惑した表情が流れを切ってしまった。

最近は何かに焦ってしまっているばかりで、人への愛情や好奇心を忘れてしまっている。
色々とリセットだ。

10.27.2009

Assassin



これが噂の「アサシン・クリード」。
十字軍の時代に存在した暗殺教団の1人になりきる。
動きといい、人間のリアクションのリアルさといい、とんでもないゲームだ!

しかし、14インチのブラウン管テレビでは、Xboxの解像度の高さとの折り合いがつかないらしく、文字が小さくなり過ぎて読めない。だから画面中に表示されるミッションの説明や注意書きなど全く読めず、なんとなくの雰囲気で楽しんでいる。言うなれば、人生ゲームをただの双六として遊んでいるようなもの。このソフトが持つ本来のポテンシャルを十分に吸収できていないというこわけだが、それにしてもどっぷり入り込んでしまう。

もう何百人も殺してしまった。戦国無双2も含めると千人を超す。
そのせいか、昨晩見た夢は、友人と小競り合いの末に目をえぐるというものだった。
ただし、「アサシンクリード」にも「戦国無双2」にも「目をえぐる」という描写は無かったので、人殺しのゲームをしている日常に紛れ込んで応用的な夢を作った脳みその発達に驚いてしまった。

10.26.2009

Toi

DSC_6757
DSC_6765
DSC_6760
DSC_6771

地下鉄を作る件について。
浅い浴槽くらいの穴が掘れた。

「最近何してますか」という質問に対しては、「地下鉄を作るためにシールド工法で穴を掘っています」と応えるようにしている。
目標としては、「何もしていませんが、僕は庭に地下鉄を持っています」と応えれるようになりたい。

Utsukushi

恒例の親父たちの草野球。
高校時代の野球部エースも助っ人で登場。
そのおかげでとても締まった試合に。締まった試合というのは、エースがほとんど三振でアウトをとるため、こちらの守備機会が少なくなるから。守備機会が少ないとエラーも自然と少なくなり、グダグダ感が減ってテンポのいい試合運びになる。

相手チームのピッチャーも速い球を投げるから、僕はまったく打てなかったが、運が良くて相手のエラーやデッドボールで出塁した。出塁したらもうとにかくホームに帰ることだけを考えて走りまくる。スライディングの練習なんてしたことがないから、ベースのギリギリ近くまで全力疾走して、ベースに飛び蹴りをするように飛び込む。もっと早い段階で滑り始めないといけないらしいが、その距離感がつかめていないので、飛び蹴りのような形になってしまう。だが、これをすると味方の士気があがる。「やりよったでー」という盛り上がりが発生する。ホームに飛び蹴りで帰ってきて、ベンチの親父たちが満面の笑みで迎えてくれるのが嬉しい。まさに一塁に出た僕は、子供のいない独身親父たちが待つホームに帰る息子という構図が出来上がる。

その独身親父の中には、野球だけが生き甲斐の「野球狂」がいる。
「野球狂」というのは、野球によって本当に頭が狂っているという意味で僕は使用している。
この日の締まった試合も、ゲームセットの後に、1人の野球狂が審判に詰め寄って抗議を始めたことでぶち壊しになった。
理由はほんとに些細なことで、試合中の審判とのやり取りに納得がいかないことがあったらしく、試合終了後に煮え切らない想いを爆発させたようだ。相手チームの野球狂もここぞとばかりにしゃしゃり出て来て、日没が過ぎた真っ暗なグランドで野球狂たちの罵声が響き続けた。

試合が終わってもなお、クダを巻いて声を上げ続ける野球狂の姿は、「まだ終わりたくないんだよ!もっと野球やりたいんだよ!」という心の叫びのようにも見えた。

そんな野球狂の姿は、とても美しいと思う。
なぜか。「〜狂い」というのは、一種の妖怪のようなもので、「〜好き」の感覚を超越したこだわりポイントを自主的に作り上げている。執着心が尋常じゃなく、一般の感覚では理解できない行動をとる。そいつにしかわからないゴール地点がそこにはある。
「そいつにしかわからないゴール地点」っていう言葉はキレイゴトの類いか。いや、キレイなんて生半可なものではなく、美しい。ウツクシゴトじゃないか!

僕は何にもまだ狂っていないので、はやく狂いたい。「〜狂い」と他人から言われるようになりたい。

10.21.2009

Kirei

■ 高校の頃の恩師宅に招かれて、お肉を頂く。恩師が恩師と呼ばれている理由。それは、生徒会をやっていた頃に恩を売られているからである。文化祭を企画していた時、どうしてもXboxというゲーム機を生徒会で買う必要があり、その予算捻出のために全校生徒に配るパンフレットを業者に発注せずに手作りで作るという選択をしてしまい、案の定スケジュールがギリギリになって、ワールドカップのベルギー戦があった日にその恩師は僕と一緒に学校に泊まりがけでパンフレット作りを手伝ってくれたという恩を売ってくれたという理由だ。あの日、ベルギー戦を生で観ていなかったのは、日本中で僕と恩師だけだと思っていたものだから、その時の恩師の息の臭さと共にセンセーショナルな出来事として記憶している。

その恩師とお肉を食べている最中に、「何故大学を途中で辞めたんだ。学歴を気にせずに社会で生きていくっていうのは、なんというキレイゴトだ!」というようなことを言われた。大学を出ていなくて、根気も忍耐も無いような人間に明るい未来は無いのはまぎれも無い事実で、それでもニヒルに学歴なんか関係ないなんてことを言うやつはキレイゴト好きな奴だということなんだろう。

「それでもこんなに楽しく生きてるんだよ!」っていうのを、目に見える形で見せたいんだけど、そんなものはどこにもない。ますます恩を返しにくくなって困ったなぁと実感した。

でもキレイゴトばっかり言いながら生きてる、尊敬するような人をいっぱい知ってる。汚いキレイゴトを言わないように気をつけないといけないけど、もう少し現状維持するしかない。何にせよ、そんなん知るかバカ!って思えるようになりたいな。やっぱりキレイゴトって言われてガックリきてしまったのは事実だから。
DSC_6583

■ そんなエピソードがあったのに、平日の昼間に実家の庭を掘る作業をし始める。どうなるかはわからないけど、地下鉄を作るということを見切り発車させた。来年から高級官僚になる友人も、修士論文と平行させながら作業にあたってくれている。
DSC_6683
DSC_6704

■ そして今日は雑誌のインタビューと撮影を新世界で決行。市井のド素人を対象とする場合、取材する側の気概というか、平気で相手を傷つける心構えというか、そんなゴリ押しのストロングスタイルが要求されるっていうのを強く感じた。まだまだ場を支配するディレクションの工夫のポイントはいっぱいある。すごく時間をかけたから、その分得るものは大きかった。

集合場所でスタッフの橋口と顔を合わせた瞬間に、「ガム、買ってくる」と一言残して売店に走ったのは本日のハイライトだろう。相変わらず緊張癖が治らない僕の口が明らかにパサパサになっていて顔色も悪かったから、「こいつはいつも以上に口が臭い!」と瞬時に判断してくれたからだろう。感謝。
DSC_6727
DSC_6753

10.16.2009

100hour

■ 漫画を描いてる友人の持ち込み用の短編を作るということで何度が一緒に会議をして出来上がったのが9月中旬。そして「少し生き抜きをしたいから」ということで一緒に「戦国無双2」を買いにいったのが9月下旬。その友人が通算100時間「戦国無双2」をやり続けて飽きたのが10月上旬。僕がその「戦国無双2」を預かってしまって僕自身がプレイ開始、10月下旬を迎えた。

プレイ100時間を超えた友人の目には所謂「ものもらい」ができていて、そこに因果関係があるのかどうかはわからないが、僕は30時間程度で飽きてしまった。友人から言わせれば、諦めたという表現になるか。当然僕の目には「ものもらい」はできず、朝までプレイしてた時に母親から「目ヤニびっしり!」と言われた程度だ。
「諦めた」というのも、「どうせやるなら100%でやるんだよ。何をやるか、ではなくて、どうやるか、なんだよ!」という意味のことを友人は言っていて、すごくナイスな言葉だと思ってメモをした。

惰性で100時間過ごすよりは、100%の力で「戦国無双2」のタクティクスをアクションしたほうが「生きている」だと思う。

ただし、勝間和代さんの「やらないことリスト」にまっさきに「ゲーム」が上げられているらしいから、「生きている」なんて言うのはやめておこう。


■ 「月刊シミュレーション」が新宿のジュンク堂に置かれることになった。あんな大きな書店で、流通業者(?)を通さずに一対一で取引してくれるもんなんだと感心。どういうシステムになってるのかよくわからないが、真摯に対応してくれた担当者の方はすごいと思う。ジュンク堂に関わらず、どこの本屋さんもそうだが、400円の雑誌が売れたとて、書店側に入るお金はその数十パーセントなわけで、そもそも大量に売れるものでもない。それに数ヶ月に1回しか出さない。そんなものに手を差し伸べてくれるなんてという感謝。

個人が好きなように、それなりのお金を使ってそれなりの数だけ発行するような媒体は社会にとってはとても大事だと思う。本当におもしろくて、「それをやったかぁ〜。それはできへんなぁ〜」の個人制作の本や雑誌やCDとかはたくさん存在している。ステータスだけで判断せずに価値を見抜いて売ってくれるお店の存在は本当に大切なんだ。商売として成立するかという視点ではなく、おもしろ社会を作れるかどうかの視点しか無いからそんなことを言えるんだけど。


■ その雑誌制作の次号の準備に取りかかっている。上述のように中途半端にゲームをやっていたので、またしても動きは鈍い。
どうしても映像でしか表現しようのない企画が浮上したので、近くの大学に行って一日ロケをした。
例によって前日は過緊張で眠れず。僕は極度に消耗し、同行してくれたメンバーのカメラマンと留年学生の2人にお世話してもらった。

そのロケ内容とはまったく関係ないが、すごく印象に残った人がいたので、記録。

IMG_79599
IMG_7959
photo:木原千裕

名前も知らない人だけど、アグレッシブに声をかけてしまった。
こんなプライドみたいなグローブが流行ってるのだったらがっかりだが。
防寒の手袋だとしたら、袖をまくってる状態とは矛盾してるし、だとすると、グローブ的な意味での着用ということか?
詳しくは聞かなかったが、ファッションではなく、何か実用的な彼の体とグローブの因果があることを期待して。

10.01.2009

Naseem Hamed



ナジーム・ハメドという人。
このトリッキーさは素晴らしい。初代タイガーマスクの異様なステップを見て以来の興奮。

須藤元気は自身のスタイルを「ハメドを参考にした」と語っている通り、入場パフォーマンスはもちろん、バックハンドブローやステップ、視線を相手からわざと外すなど、全般(本来ボクシングではバックハンドでのパンチは反則)に、ハメドの影響が見受けられる。また、山本"KID"徳郁もK-1ルールに初挑戦する際に、「ビデオでハメドを見て参考にした」と語っており、テレビ解説を務めた畑山隆則からも「KID選手の戦い方はナジーム・ハメドに似てますね」と評価された。


そういうことだったんだな。

Banpaku

DSC_6494
DSC_6491
DSC_6506
DSC_6495
DSC_6511
DSC_6481
DSC_6474
DSC_6471
DSC_6519
DSC_6518

万博
いつ来ても迎えてくれる

Awaji-shima

DSC_6292
DSC_6293
DSC_6294
DSC_6304
DSC_6306
DSC_6333
DSC_6343
DSC_6346
DSC_6341
DSC_6351
DSC_6415
DSC_6391
DSC_6404
DSC_6403
DSC_6417
DSC_6435

淡路島