10.16.2009

100hour

■ 漫画を描いてる友人の持ち込み用の短編を作るということで何度が一緒に会議をして出来上がったのが9月中旬。そして「少し生き抜きをしたいから」ということで一緒に「戦国無双2」を買いにいったのが9月下旬。その友人が通算100時間「戦国無双2」をやり続けて飽きたのが10月上旬。僕がその「戦国無双2」を預かってしまって僕自身がプレイ開始、10月下旬を迎えた。

プレイ100時間を超えた友人の目には所謂「ものもらい」ができていて、そこに因果関係があるのかどうかはわからないが、僕は30時間程度で飽きてしまった。友人から言わせれば、諦めたという表現になるか。当然僕の目には「ものもらい」はできず、朝までプレイしてた時に母親から「目ヤニびっしり!」と言われた程度だ。
「諦めた」というのも、「どうせやるなら100%でやるんだよ。何をやるか、ではなくて、どうやるか、なんだよ!」という意味のことを友人は言っていて、すごくナイスな言葉だと思ってメモをした。

惰性で100時間過ごすよりは、100%の力で「戦国無双2」のタクティクスをアクションしたほうが「生きている」だと思う。

ただし、勝間和代さんの「やらないことリスト」にまっさきに「ゲーム」が上げられているらしいから、「生きている」なんて言うのはやめておこう。


■ 「月刊シミュレーション」が新宿のジュンク堂に置かれることになった。あんな大きな書店で、流通業者(?)を通さずに一対一で取引してくれるもんなんだと感心。どういうシステムになってるのかよくわからないが、真摯に対応してくれた担当者の方はすごいと思う。ジュンク堂に関わらず、どこの本屋さんもそうだが、400円の雑誌が売れたとて、書店側に入るお金はその数十パーセントなわけで、そもそも大量に売れるものでもない。それに数ヶ月に1回しか出さない。そんなものに手を差し伸べてくれるなんてという感謝。

個人が好きなように、それなりのお金を使ってそれなりの数だけ発行するような媒体は社会にとってはとても大事だと思う。本当におもしろくて、「それをやったかぁ〜。それはできへんなぁ〜」の個人制作の本や雑誌やCDとかはたくさん存在している。ステータスだけで判断せずに価値を見抜いて売ってくれるお店の存在は本当に大切なんだ。商売として成立するかという視点ではなく、おもしろ社会を作れるかどうかの視点しか無いからそんなことを言えるんだけど。


■ その雑誌制作の次号の準備に取りかかっている。上述のように中途半端にゲームをやっていたので、またしても動きは鈍い。
どうしても映像でしか表現しようのない企画が浮上したので、近くの大学に行って一日ロケをした。
例によって前日は過緊張で眠れず。僕は極度に消耗し、同行してくれたメンバーのカメラマンと留年学生の2人にお世話してもらった。

そのロケ内容とはまったく関係ないが、すごく印象に残った人がいたので、記録。

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photo:木原千裕

名前も知らない人だけど、アグレッシブに声をかけてしまった。
こんなプライドみたいなグローブが流行ってるのだったらがっかりだが。
防寒の手袋だとしたら、袖をまくってる状態とは矛盾してるし、だとすると、グローブ的な意味での着用ということか?
詳しくは聞かなかったが、ファッションではなく、何か実用的な彼の体とグローブの因果があることを期待して。

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