1.18.2010

Koshi-pan

ここ最近の事を少し。

■ 1月の最初の週
出来上がった月刊シミュレーションを持って、神戸と大阪と京都をまわった。
明らかに売れてないお店からは、なんだかめんどくさそうな顔をされてしまうのを耐え忍び、なんとか売れてるお店では勇気と元気を分けてもらったり。溜め息と深呼吸の違いがよくわからなくなるくらいに翻弄されながら、切り抜けた。


■ 1月の3番目の週
新年会を開いた。集まったのは男ばかりと、ベジタリアンの女の子一人。ベジタリアンの女の子が精神病を患ってる男の子に生肉を食べさせていた光景くらいしか記憶に残ってないが、楽しかった。

中学校の女子バスケ部の試合で審判をする日が近づいてきたので、何回か練習を見に行ったりしていた。メンバーは8人から6人に減っていた。
いつまで経っても、こっちも女子達もモジモジしていたので、一緒に練習に交ぜてもらいながら、自分なりの友好姿勢をアピールした。

試合当日。腰パンを他校の先生に怒られる、相手チームへの悪口陰口を絶やさない、などの弱小チーム特有のスタイルに辟易してしまったが、どれだけ点差を開けられようが、試合を投げずに体を張り続けた女子達6人の闘争本能を目で感じてゾクゾクした。
強いチームは、監督が気持ち悪いくらいに怒鳴り続け、選手は死んだような目をしながら、黙々と体で覚えさせられたシステムを遂行する。方や、僕がベンチで見ていた女子達は、一様に練習不足から来る疲労で死んだような顔をしていたけども、たった6人しかいない味方を励まし、誰からも戦術を教わったことがないので、一人ずつが特攻を繰り返すというだけの攻めを延々と繰り返した。相手チームの選手は、ダブルスコア以上で勝っていたにも関わらず、エゴ丸出しの体当たりプレイと試合後も続く悪口陰口に対して、「もうあのチームとはやりたくない」と漏らしていた。あの、負けて悪口を言うような根性は大嫌いだし、悔しいならもっと練習したらええがなって言いたくもなるけども、あれはあれで1つの戦い方なんだろうな、と思った。

だから、それでいいんだよ!そのままで大丈夫なんだよ!と讃えた。
もちろんバスケで勝ちたいだろうし、勝たせたいけど、それはどうなるかわからない。僕自身もプロセスがわからない。でも、なんとかして、あのストロングスタイルが伸び続けるように、てこ入れしてやりたいなぁと思ったりしたのである。

肝心の審判はというと、最低だった。明らかなミスジャッジを何度も起こし、明らかなラフプレイにも笛が反応できず、ゲーム中の監督や選手から何度も罵声を浴びせられる始末。それに対して、「知るかボケ!お前がやれ!」の姿勢を保てず、涙目になっていたまま、試合終了と共に体育館から逃げ帰った。そんなこともあって、飽くなきストロングスタイルの6人の女子達の姿勢が羨ましくあり、本当に学ぶべきものであると思ったのである。


■ 1月の4番目の週
雑誌を取材したいというメディアの方や、新たに取引をさせてもらうお店の方からの連絡に応対しつつ。
漫画家の新作の制作やWEBサイトの制作を手伝ったり。

僕はいったい何になりたくて、何に時間を費やしたらいいのか、もうよくわからないけど、今のままでいい。
あっという間にもうすぐ2月。

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