4.12.2009

Goma

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お寺の息子に会いにいった。
ちょうど護摩とよばれる、よくわからない行事の最中だった。
山伏が集まり、煙を巻き上げ、荒々しく矢を四方に放っていた。

最後に、火渡りといって、お客さんが焼けこげた木の上を歩くという一般参加の修行が行われる。
その時、急に山伏の親方が怒鳴りだす。「お札を勝手に持っていった人は返しなさい!」周りも慌ただしくなり、ちょっとした事件のような雰囲気に。
四方に貼ってあるお札の1つを誰かが持って行ってしまったらしい。
お札が無いと火渡りで事故が起きる、というので、僕も含めて、裸足になって待機している修行予定者達は息を飲んで成り行きを見守る。
そして知らないうちにお札が戻ってきて、「よくやった!」と周りにいた檀家さん達と握手する。

その後、煙がまだ上がっている木の上をゆっくりと歩いた。たしかに熱さを感じたが、お札のおかげだろうか、火傷することなく終えることができた。
お札が無いままだったことを考えると、ぞっとした。

足の裏がまだ熱いうちに、お寺の息子に「火渡りをやってやったぜ」と報告すると、檀家でもないのにそんな勝手なことをしたら大変なことになるぞ、と真顔で言われた。
いろいろと演出しよんな、この寺は、という感想である。

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