3.27.2009

After effect

高校を卒業してから浪人の期間に入り、人よりもスズメと話をする時間が多くなる。
大学に入り、いろいろリセットしたつもりで思い切ってたくさん友達を作ろうとして前向きにコミュニケーションを取ろうと試みるも、すごくエネルギーが消耗されていることに気がつき、途中で友達を作ることをやめる。その分仲のいい友達とは家族のように仲が良くなるが、今になってコミュニケーション能力の鍛錬を怠ってきたことがいろいろと弊害を生み出している。

これはもう明らかに浪人期にスズメとだけ話をしていたことの後遺症であることは間違いない。

具体的な弊害としては、伝えることと受け取ることの両方がバカになってしまっていて、一度話しをしたことは一旦家に帰ってよく考えてからしか相手の言葉を消化することができないし、自分の思考も一旦家に帰ってからじゃないと言葉として出てこない。
この「一旦家に持ち帰って」のメソッドに慣れてしまうと大変なことになる。言ってみれば出された課題を「とりあえず後で、、」が積もり積もってパンクするという状況になるわけだから、このメソッドはもう何日も持たないということは経験上分かりきってることなのだ。

それでも、「何も言わないことは最大の罪」というメソッドも僕は十分に心がけているので、どうしてもアドリブになると思ってもいない(後から考えるとペテンのようなこと)をとりあえず空中に放ってしまったりもする。そして「言ってることがめちゃくちゃだ」ということを指摘されたりもする。

どうするべきかといえば、このまま人を惑わさないためにも口を閉じてしまうか、ペテンをやり続けるか、という二通り。
ならばペテンをやり続けるしかない。

あの頃のスズメともう一度会えるなら相談してみたい。
スズメはあの頃のように何度も狂ったように砂浴びをしながら、「チュンチュン」と言ってくれるだろうけど、どこの誰よりも説得力がないからしょうがない。

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