11.16.2008

Implication

▼▼ 今日知ったこと「さなぎの食堂」

http://www.hamakei.com/headline/1705/

■ テレビを見てて初めて知ったが、コンビニで出る廃棄品を仕入れ材料として利用してる食堂が横浜に存在していたということに驚いた。
「コンビニの廃棄品盗んでホームレスに売ったら儲かるかな、、」なんていうことを考えたりしたことがあるが、到底無理なことだと高を括っていた。盗むというのは誇張しすぎているが、たとえコンビニに直談判したところで、食品衛生というワードが奈良の大仏の如く企業の目の前に鎮座している状態では、まずあり得ない話だと予想していた。

ところだ。横浜では市が動いた。日雇い労働者が多い中区寿地区という場所で、NPO法人が「食べられない路上生活者に暖かい食事を三食提供する」というシンプルなコンセプトを掲げ、おそらくは協力にバックアップしているのだろう。しかもローソン側も「企業の社会的責任としてこの余剰となった商品の有効活用方法を検討していた」なんてことを述べているようだ。
どういった経緯があったかは詳しくはわからないが、これはE難度の離れ技ではないか!

この件で、僕が感じたこと、そして文面に起してまで発信したいことは、別に社会的であることが素晴らしいというようなことではない。

予想は予想でしかないこと。シンプルで意味のあるコンセプトは人と金を動かせること。
この二つだと思う。
予想を立てて、可能性が0に近い時ほど、粘ってみるのがいいのかもしれない。それだけ他人の手が及んでいないことでもある。以外にも相手は自分の思っている以上に懐が深かったり、正反対のことを考えていることもあるのではないか。
そしてもたせるべき意味。根本にその意味がどれだけポップであるか。そしてでれだけ単純なことであるか。

周り(社会)の景色をしっかりと把握して、ほんの少しだけ無理をしてみれば、以外にもキラーコンテンツは近くに寝転んでいるのかもしれない。ちょっと考え方を変えた方がいいかな、と自分を戒めてみるきっかけになった。

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