9.09.2008

WAKAMATSU

若松孝二監督の「実録・連合赤軍」を観た。
かなり前に、阿佐ヶ谷らへんでこの映画のチラシを発見して以来、すぐに観たいというわけでもなく生活していたわけだが、どういうわけか映画を観るという衝動にかられて、どういうわけかこの作品を選択した。

結果から言うと、震えるほどに感動した。こんな嘘くさい言葉しか出ないが、とても。しびれた。
連合赤軍が結成される前の歴史的な背景からあさま山荘で逮捕される日までの3時間、とても短く感じた。


若松監督が描いた連合赤軍は、今ままで連合赤軍を題材にした映画には無かったもの。警察側であったり、ただただリンチの悲惨な光景を批判的に描いたものでもなかった。
青年達があさま山荘まで辿った道をなぞり、「勇気がなかっただけなんだよ」で締めくくる。事件そのものは、本当のところは複雑で、僕も実際まだしっかりと消化できていないけど、何故がすごくシンプルなものに見えた。なんでだろうか、わからない。


若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
「実録・連合赤軍」編集委員会+掛川正幸

朝日新聞社 2008-02-20
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